(読書記録)「水木しげるの雨月物語」

水木しげるの雨月物語」(水木しげる/河出文庫)

雨月物語(上田秋成)より「吉備津の釜」「夢応の鯉魚」「蛇性の婬」の三篇が、水木しげるの挿絵付きでまとめた一冊。挿絵が多く、構造としては絵本に近い。

雨月物語自体は、江戸時代の読み本で怪異小説9篇からなるもの。

三篇の中では、「吉備津の釜」「蛇性の婬」が女に取り殺される系の怪談。
「夢応の鯉魚」が、こん睡状態にあった僧侶が、蘇生して後に、鯉になって泳ぎまわった世界を語る、という少し不思議な話。
「夢応の鯉魚」が好きです。