2014-01-01から1年間の記事一覧

【読書168】ゴーストハント2 人形の檻

「ゴーストハント2 人形の檻」(小野不由美/メディアファクトリー/ひたちなか市立図書館書蔵) 心霊現象に関する調査を行う、渋谷サイキックリサーチ。 その事務所に一件の依頼が舞い込んだ。 曰く「古い一軒家に引っ越してから、何となくおかしい。物が消え…

【読書167】ゴーストハント1 旧校舎怪談

「ゴーストハント1 旧校舎怪談」(小野不由美/メディアファクトリー/ひたちなか市立図書館書蔵) 今はもう使われていない「旧校舎」。 その舞台だけで、なにか怖い話が眠っている気がする。幽霊の正体を科学的に分析する。 しかし、科学的分析では謎として残る…

【読書166】きちんと!伝わる! 文章の書き方 身につく便利帖

「きちんと!伝わる! 文章の書き方 身につく便利帖」(澤野弘/学研パブリッシング/ひたちなか市立図書館書蔵) ごくごく基本的な文章の書き方の本。 文語体と口語体、「てにをは」の使い方、就職後を使うことのポイントなど、どちらかというと「もう知っている…

【読書165】集めてみました 開運 世界のお守り

「集めてみました 開運 世界のお守り」(世界のお守り研究会/ひたちなか市立図書館書蔵) 一言にお守りと言っても、伝統的なもの、最近のブームに乗ってでてきたもの、入手しやすいもの、人の形に動物の形、幾何学模様、宗教的なものに呪術的なもの、さらには…

【読書164】世界の民族衣装

「世界の衣装」(アフロ、芳賀ライブラリー/パイインターナショナル/ひたちなか市立図書館書蔵) 小型本ながら、世界の民族衣装の写真がフルカラーで掲載された写真集である。 コメントはなく純粋に写真のみというのは逆に珍しいのではないだろうか。ビーズ、…

【読書163】五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍

「五龍世界(WOOLONG WORLD)―霧廟に臥す龍」(壁井ユカコ/ポプラ社/ひたちなか市立図書館書蔵) 幼い頃、口減らしのために導師の元に捨てられた主人公ユギ。 彼女にとって、彼女を引き取ってくれた導師は恩師であり保護者であり気になる相手でもある。 酒に溺れ…

【HM】スモック3着

以前作ったスモックが便利そうだったのと簡単だったので、自宅用と友人へのお土産を兼ねて三枚ほど作りました。 型紙は「小さくてもきちんとした服―ニューヨークの子ども服6か月から3歳まで」より。 二着は男児用、一着は女児用をイメージして、男児用は以前…

【読書162】マンモスを科学する

「マンモスを科学する」(鈴木直樹/角川学芸出版/ひたちなか市立図書館書蔵) いまからもう10年近く前、2005年3月から愛知県で開催された万国博覧会、「愛・地球博」の最大の呼び物の一つ「冷凍マンモス」の展示。 その冷凍マンモスを万博で展示するに至る経緯…

【読書161】気候が文明を変える

「気候が文明を変える」(安田喜憲/岩波書店/ひたちなか市立図書館書蔵)環境考古学的見地から、文明の繁栄と衰退を論じた一冊。 古い本ながら、現在の流行りである複雑系としての文明論に通じるエッセンスがたくさん含まれている。花粉分析は古典的手法ながら…

【読書160】0~5歳児の発達と保育と環境がわかる本

「0~5歳児の発達と保育と環境がわかる本」(大竹節子/ひかりのくに) いかにして遊び、いかにして過ごすか。家庭内で保育することと、保育園での保育。対集団である保育園と対個人である家庭で、もちろん違いは大きいだろうが、保育園での過ごし方を家庭での保…

【読書159】京都怪談 おじゃみ

「京都怪談 おじゃみ」(神狛しず/メディアファクトリー/ひたちなか市立図書館書蔵) 表紙とタイトルから何故か妖怪物だと思い込んで借りてきたのだが、タイトルにもある通り、怪談物である。 舞台は京都、言葉も京都弁で語られるぞくりとする短編集である。怪…

【絵本006】まかせとけ(はたらくくるま)

「まかせとけ (はたらくくるま)」() (三浦太郎/偕成社)子どもの柔らかい頭は、妙なものを覚えることに発揮されたりする。 わたしは字が読めなくてもお気に入りの本を一字一句暗唱する子どもだったらしいし、列車の名前や虫の名前、変わったところでは洗剤の…

【読書158】漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」

「漂流するトルコ―続「トルコのもう一つの顔」」(小島剛一/旅行人/水戸市立見和図書館所蔵) 「トルコのもう一つの顔」が旅行記、フィールドワークの記録としての側面を持っていたのに対して、随分と政治色の濃い一冊であった。トルコに事実上存在していなが…

【読書157】海の翼

「海の翼」(秋月達郎/新人物往来社/守谷中央図書館所蔵) 「いいでしょう」 ビルセルは、即座に快諾した。 「至急、日本人を救うための航空機を派遣してもらえるよう、本国に電報を打ちます」(109ページ)たったこれだけのセリフに、思わず涙がこぼれそうにな…

【HM】コットンパンツ

コットンジャケットのコールテンが少し余っていたのでパンツを作ってみました。 型紙は「歩きはじめた子どものために―女の子にも男の子にも着てほしい」(神山二美/文化出版局)から。 ポケットがあると、ぐんと既製服っぽくなる気がします。 後ろもフラップだ…

【読書156】文明は農業で動く

「文明は農業で動く」(吉田太郎/築地書館/茨城県立図書館所蔵) 近代農業は石油で動く工業だ(2ページ)化学肥料と農薬、販売種子に依存し、多量の水を消費する現代農業への批判とともに、「持続可能な農業」が叫ばれて久しい。その言葉自体、手垢にまみれた感…

【HM】赤い水玉のオーバーオール

赤ちゃん服に良さそうな生地が余っていたので悩んだ末にオーバーオールを作りました。 パンツにしようかとも思ったんですが、貧乏性なので、ギリギリ余りが出るか出ないかくらい布を使うものが作りたかったんです。型紙は以前もオーバーオールを作った 「あ…

【読書155】乾物と保存食材事典

「乾物と保存食材事典」(星名桂治/誠文堂新光社/ひたちなか市立図書館書蔵)電子版でも図書館でもなく、紙の本を買って、手元に置いておきたい本である。とても面白い本だから、と言うわけではない。タイトルからも明確であるが、本書は日本国内のものを中心…

【読書154】おとぎ話の生物学

「おとぎ話の生物学―森のキノコはなぜ水玉模様なのか?」(蓮実香佑/PHP研究所/ひたちなか市立図書館書蔵) かちかち山や桃太郎、白雪姫…。おとぎ話の世界には、現代の常識でははてなマークが浮かんでしまうような設定があふれている。寿命を閉じ込めた玉手箱に…

【読書153】福袋

「福袋」(角田光代/河出書房新社/ひたちなか市立図書館所蔵) 開けてみるまで、中に入っているのが福なのか鬱なのかわからない。人は福袋のようなものを持って生まれてくるのかもしれない。本書は8編の短編集である。預けられた箱、家の前に放置された紙袋、…

14/11月導入品

頂き物から。 お洋服。 コムサのコートとマント。今年いっぱい着せるように、ちょっともったいないけどジャストサイズ。シャツとカーディガン。 こちらは90サイズと100サイズなので着れるのは来年以降かな。そしてベビーシューズと靴下。 一緒に装着すると、…

【読書152】自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝

「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」(/紀伊國屋書店/ひたちなか市立図書館所蔵) 使命感、知的好奇心、自分への挑戦…などなど。動機は様々なれど、なにかに突き動かされて己の身体で実験し始める人々がいる。 患者の血液を接種して死に至った医師、…

【読書151】トルコの幸せな食卓

「トルコの幸せな食卓」(洋泉社/ひたちなか市立図書館所蔵) オリーブ、チーズ、ヨーグルト、ラク、羊に鳥。メロンにイチジク。豊富な生鮮食品に、豊富な家庭料理、屋台料理の数々。「私が支配者だったらこの土地が欲しい!」 それが私がトルコを旅行した際の…

【HM】コットンジャケット

寒くなってきたので、コットンジャケットを作ってみました。 型紙は「歩きはじめた子どものために―女の子にも男の子にも着てほしい」(神山二美/文化出版局)から。 パーカーの型紙を普通衿にアレンジ。ポケットは無しにしたけどあった方が可愛かったかも。 衿…

【読書150】空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む

「空白の五マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」(角幡唯介/集英社/ひたちなか市立図書館所蔵) プロローグを読み終えた時、なんだかドキドキした。 極上の冒険小説の、あるいは、歴史上の大冒険家の手記の、序章読み終えた気分、とでも言おうか…

【HM】綿麻のシャツ

シンプルに綿麻のシャツを作りました。 型紙は「歩きはじめた子どものために―女の子にも男の子にも着てほしい」(神山二美/文化出版局)から。

9-10月導入品

離乳食は三回食へ。ベビーフードなども使いながらぼちぼちやっています。 ベビーフードは味ご飯ばかりですが、普段から野菜たっぷり入れてリゾットや雑炊ばかりあげていたら、ただのお粥は食べなくなりました。そりゃ味がする方が美味しいよね。私も白米より…

【HM】バックボタンのシャツ

着替えさせようとすると裸のまま逃げ惑う子のためにバックボタンのシャツを作ってみました。 型紙は「小さくてもきちんとした服―ニューヨークの子ども服6か月から3歳まで」より。 生地はAmazonで買った黄色のぞうさん柄。 本では衿がついていたけれど、衿な…

【読書149】H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ

「H5N1―強毒性新型インフルエンザウイルス日本上陸のシナリオ」(岡田晴恵/ダイヤモンド社/ひたちなか市立図書館所蔵) 鳥インフルエンザH5N1型。主に呼吸器系に疾患をもたらす弱毒性のインフルエンザとは異なり、H5型のインフルエンザウィルスは強毒性を示す…

【読書148】泥ぞつもりて

「泥(こひ)ぞつもりて」(宮木あや子/文藝春秋/ひたちなか市立図書館所蔵) 清和、陽成、そして宇多…。平安時代前期、三人の天子の影にあった後宮の女たち。 そこに藤原家の思惑も絡み合って、濃密な時の流れる愛憎劇である。 短編形式でまとめられているが、…