【読書096】世界の鍋ーいつもと違うごちそうレシピ厳選29

世界の鍋 いつもと違うごちそうレシピ厳選29」(服部直美/情報センター出版局/岡崎市立図書館所蔵)

鍋と言っても水炊きのような汁物から鍋焼き、蒸煮、蒸し焼まで実に様々な鍋を使用した料理が紹介されている。
レシピ数は29と少ないものの、あまり馴染みのない料理が多く満足度は高い。鍋料理、鍋そのもの、調味料や文化に鍋グッツ。鍋にまつわる様々が紹介されている点も印象がいい。

日本のスーパーでは入手しずらい現地食材が多く使われている料理がある一方で、スーパーで簡単に入手可能なあんなものこんなもので馴染みのない国の料理が作れそうだったりする。
レバノンのマクルーバは一度作ろうと心に決めた。
アメリカのガンボは作ったら夫が喜びそうだ。
意外でもないが、東南アジア系は特殊食材が多くハードルが高い。
中央アジアから西ヨーロッパにはヨーグルト文化圏があるようだ。

鍋自体も地域色豊かで、ギャコック(ネパール/チベット)はダイヤやサンゴをあしらって一千万円を超えることもあるとか。どんな高級鍋だ。
中国の気鍋とブルガリアのギュヴェチが欲しい。どちらもコロンとしたフォルムが可愛らしくて使いやすそうである。

図書館で借りてきた本だが、欲しい本のリストに加えさせていただいた。

個人的に気になったのは、世界のクノール
各国クノール収集した通販サイトとかないんだろうか。
トルコでもクノールのインスタントスープが色々売っていたのだけど、世界各国のクノールスープ入手できたら、お手軽に世界のスープを楽しめる気がする。
トルコのは楽天で売っているのを知っているけれど、他の国はどうなのだろうか?

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村