(読書記録)「まほろ駅前多田便利軒」

まほろ駅前多田便利軒」(三浦しをん/文春文庫)

第135回(平成18年度上半期)の直木賞受賞作品。
東京のはずれに位置する「まほろ市」。その駅前にある便利屋「多田便利軒」の主人多田と、転がり込んできた多田の高校時代の同級生、行天。
二人を中心にした、事件簿。

ライトBL好きな人は好きな気がする。 ホモに嫌悪感なければ楽しめると思う。
ただ、普通の小説として読むにはBLっぽさが強すぎてなぁ。
BL小説の、くっつく前の意識し始めが延々続く感じで、個人的には苦手。

三浦さんの作品は基本的にBL素養のある女性向け小説と思ったほうがよさそうな気がしてる。

「仏果を得ず」は楽しめたんだけどなぁ。ちょっと残念。